ばんえい競馬は斤量の読みが重要

こんにちは、馬券生活者ゆうぞうです。

ばんえい競馬は斤量をどう読むか?が予想においてかなり重要なポイントになってくると思っていて、言い換えれば各馬の能力にプラスして、斤量が重いのか軽いのか?が分かれば、ばんえい競馬の予想は半分以上が終わっている状態と言えるやろう。

地方競馬の出馬表をスキャニングしていたんやが、そこでふと目にとまったのがばんえい競馬の重賞チャンピオンカップ。

元々6頭立てと少頭数のところに、1頭取り消しで5頭立て。

最終的にはわしが見た時点での1番人気は2番のセンゴクエースやったが、ここでわしは各馬の過去の戦績と斤量をチェックしてみたわけや。

すると、センゴクエースにとって斤量820キロは過去に例がなく最重量であるが、昨年の夏には810キロで今回人気の一角であるオレノココロに先着している。なるほど、これなら1番人気になるのも頷けるってもんや。

一方、オレノココロはと言うと、近走では910キロを引っ張って重賞4着という実績があり、さらに昨年のばんえい記念では斤量1トンを引っ張って勝っている。

こうなってくると820キロというのはオレノココロにしてみればごくごく引っ張り慣れた斤量だと言えるのでは無いやろうか?

センゴクエースは斤量が軽い時にはタイムも早いんやが、斤量が前走よりグンと重くなった時には、やはり時計もかなり遅くなっとる。斤量が増えて時計が遅くなるのはどんな馬でも同じやが、その増え幅が大きいのが気にかかる。

つまり、わしは過去の戦績からセンゴクエースはスピードが長所で、オレノココロはパワーが長所の馬やというふうに読んだわけや。

そうなると、斤量が軽ければセンゴクエースがあっさり勝つやろうが、センゴクエースが斤量負けすると、パワーで優るオレノココロが勝つやろう。斤量は軽い内の10キロ増はさほど堪えんが、きつくなってからの10キロ増はきつい。

斤量については競馬の負担重量(斤量)はどれぐらい影響がある?について詳しく考察されとるから、興味がある人は読んだらええんちゃうかな。

ニュータカラコマも実績では決して見劣りしないが、斤量が軽い時にはセンゴクエースに先着されていて、斤量が重い時にはオレノココロに先着されているところを見ると、どっちに転んでもどちらかに負けそうな気がするねん。

という事でオレノココロの単勝に金をぶち込む。

5頭がゲートにおさまりレースがスタートした!

第一障害をセンゴクエースと3番のキサラキクあたりが先手で通過。

第二障害へ向かう直線で1番のニュータカラコマがハナを奪って後続に差をつける!そのまま最初に第二障害に到着したニュータカラコマが後続が追いつくまで刻んで脚をためる!

各馬の騎手が左右を見やってライバルたちの動向に目を光らせる!この仕掛けのタイミング1つで勝負の行方が大きく変わるんや。まず仕掛けたのはたっぷり時間を掛けて後続を待っていた1番ニュータカラコマ!他の騎手はまだ動かない!

ところが!意外なほどにニュータカラコマはすんなりと第二障害をクリアしそうで、それを見たわしの本命オレノココロも動き、若干の遅れをとったものの2番手で第二障害を越える!

が、しかし!第二障害を先にクリアしたニュータカラコマは下り坂でうまく加速してスイスイと脚を伸ばしているぅ!

それを遠く離れて追うのが本命オレノココロで、さらに離れてセンゴクエースもやってきた!

先頭を行くニュータカラコマとの差はなかなか詰まらないものの、3番手から追い上げるセンゴクエースがどんどんを差を詰めてくる!

やが逃げた分スタミナが消耗したかゴール手前でややニュータカラコマの脚色が落ちてきて、センゴクエースに追いつかれそうで追い付かせず、なんとかオレノココロがあと一歩まで先頭に迫る!

上位2頭の馬体が重なり、競り合い、わずかにオレノココロが前に出てゴール板前を通過する!

しかし、ばんえい競馬は平地競走と違ってゴール判定はソリの後端!過去に体は先に通過したのにそこで止まって泣いた馬を何頭見て来たことか!オレノココロ!行けぇ!行かんかい!

斤量があとちょっと違ったら、レースの結果は違っていたやろう。このようにばんえい競馬は各馬の能力と斤量のバランスをちゃんと読めれば馬券が当たるのである。

逆に言えばそこを見誤ると馬券は当たらん。

また馬券で儲けてしまった。ほんまに競馬って簡単やなぁ、中山記念とか阪急杯とか、ほんまに皆さんあのレースが買いたくてたまらんのですかね?わしは全く馬券購買意欲がわかへんかったけど、馬券買った皆さん、おもろかったですか?

わしは当たりそうもないG2よりも、当たるBG2の方がおもろいわ。

追伸

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